霜月12日 エネルギー転化の冬至
霜月12日(12/22)
月は満ちてきています。
二十四節気は、冬至です。
節気の中でも重要な「冬至」。
北半球では、
秋分から日が短くなり、冬至でピークを迎えます。
そしてこれから日の長さが長くなり、春分でまたちょうど半分になります。
冬至は、エネルギーの回転の日。
極まったエネルギーは反対方向へと回転し始めます。
極まるとそのエネルギーは終わりを迎え、
新たなエネルギーが始まります。
こういった変化のとき、
心身無理していたことがあると、
体調を崩す人も少なくはありません。
内側にある陽のエネルギーを大事に温存してあげましょう。
この冬至の時期にどうやって過ごすかで、
これからの一年の質も変わっていきます。
生まれ始めてきた「陽」のエネルギーを大事に。
あまり激しい運動、徹夜を控えましょう。
毎日の生活が繋がって今の健康なあなたが在ります。
台湾では、
冬至は大きなエネルギーの回転の日とされて、
「湯圓(タンユェン)」をいただきます。
見た目は白玉団子、
そして中に、小豆あんやゴマペースト、ピーナッツペーストなどが入って甘い物から、お肉の入った物もあります。
湯圓をいただくことは、一家団欒、円満の象徴とされています。
家族団欒で湯圓を食べて終わりを迎え、
そしてまた新たな始まりを迎える、
「縁起の儀式」といっても過言ではありません。
湯圓を食べると、一つ歳をとります。
自然のエネルギーが転換し、新たな年を迎え、
私たちも新たに、一つ歳を迎えます。
新たに迎えられたということが有り難いこと。
私たちの人生の質。
その質を円満に、幸せに送るには、
老後でも、お金を貯めてからでも、来年でもありません。
今を大事に、
今の自分、愛する人、家族を大事にできると、
その愛が繋がり円満で満たされていきます。
人と一緒にいることは、時には我慢も必要です。
愛する人とでも長く一緒に居られない人、
自分への愛が強すぎて執着していませんか。
また愛する人の言うことを聴きすぎている人、
自分への愛は足りていますか?
愛もバランスが必要です。
客観視が必要です。
自分と幸せ、の関係は、
自分と内側の自分との関係です。
心身の安定を守り、関係を大事に養っていきましょう。
そうするとリラックスして過ごせて、陽も養っていけます。
Namaste.