養生期間、「三伏天」の始まり。

気温が高く、湿度が高い期間。
この暑い自然の期間を借りて、
私たちは養生をします。

三伏天とは、
初伏日、7/17
中伏日、7/27
末伏日、8/16
この三つをあわせて三伏点といいます。

養成とは病気などになる前に、
前もって予防しておくこと。
前もって改善し、心身を整えること。

冬の病気は夏治す、
とよく言うのですが、
この暑い陽気を私たちの心身に取り入れます。

病気は温度が低い体が好きです。
なので、基礎体温を上げて病に気なりにくい、
健康の基礎を作りましょう。

基礎体温を高め、
巡りの良い体に改善するには、

自然の道具を借ります。

ツボにお灸をして、
「よもぎ」の力を借ります。

中国医学は、
肺、脾臓、腎臓、etcのツボを治療します。
大椎、肺兪、膏盲、の３つのツボです。

よもぎは薬草。
調整作用があり血液を浄化してくれます。

特に女性で、冷えを感じている人。

また、
関節炎、鼻水、アレルギー体質、胃が弱い人にはいいですよ。

よもぎが手元にない人は、
ご自身で湿布をしたり、
鍼灸に行ったりと、
自分自身の体のメンテナンスをしてみてはいかがでしょう。

特にこの時期の食べ物は、
３種類の豆のスープを飲むことで、
暑い火を取り除き、
夏の暑さからくる疲れを癒し、
あせもを消失してくれます。

三種とは、
緑豆、小豆、黒豆です。

これらを一緒に煮込んでいただきましょう。

外は暑いですが、
内側への冷たいものは控えて、
巡りを良くする夏を過ごしてみませんか。

Namaste.