十五夜は Ghost festival
文月 15日
「ghost festival 」
「好兄弟 ハオションディー」
good brothersという意味。
その兄弟は誰かというと・・・
自分の家のご先祖様ではなく、
他の魂に対して参拝する、
特に家族がいない魂に参拝する一ヶ月です。
太陰太陽暦の文月(7月)は一ヶ月間、
そういった兄弟たちに参拝する一ヶ月。
特に始まりの
新月(その門が開く時)
満月(太陰太陽暦の15日)
最終(門が閉まる時)
には、お供え物を置いて、
それらに一本ずつお線香を立て、参拝します。
参拝場所は、家の前。
お寺に行く人もいますが、
家の前でテーブルを出し、
その上にお供え物を置いている光景を沢山目にします。
それくらい生活の中心となって、
亡くなった魂たちのことも、
大事にしている国民性があるのを感じます。
魂たちが迷わないよう、
お腹いっぱいになれるよう、
着るものに困らないよう、
お金にも困らないよう、
参拝します。
私たちの世界と同じ。
私たちも生活する上で、
それらは必要なものですよね。
見える存在も、
見えない存在も、
同じエネルギーの存在。
大事にする心は繋がって、
私たちやその兄弟の魂達も、
全ての魂が喜びに満たされていくように思います。
台灣は不思議な国です。
太陰太陽暦で生活をし、
自然のリズムを大事に生活している人たちの
エネルギーとともに過ごせるのが私にとって、
とても心地のいい生活です。
見えない世界のことも大時にしているし、
見えないからこそ分からないこともあるけれど、
うん、やっぱりそうだよね、大事だよね、
と、思ひ出させてくれることが沢山あります。
大事なことを思ひ出させてくれる台灣。
そして、言葉や想いの大事さ。
全てがエネルギー。
毎日、毎回の瞬間、何を選ぶか、
そしてどんな想いを発するのか、
全てがエネルギーだな、と実感します。
自分自分ではなく、
人のことを思いやる気持ち、
優しさと、強さのバランスが取れている、
そんな情熱が普通にあるのを、
ここではビシバシ感じます。
忙しさや都会と少し距離を置きたい時、
また自分との会話を大事にしたい時、
時間を作って台灣にいってみるのは如何でしょう。
大事な何かを思い出させてくれる、
そんな旅になりそうな予感・・・。
全ての魂に感謝と祈りを。
Namaste.