ありがとう秋分
葉月22日(9/22)
秋分
乾季の始まり。
昼と夜は同じ長さになり、
これから日の出る時間が短くなっていきます。
古の人たちは、
太陰太陽暦の2月と8月は着る物が乱れる、
と言いました。
肌寒いので一枚多めに着て出ると汗をかくくらい暑かったり、
暑そうなので半袖で外出すると急に冷えてきたりと、
調節がなかなか難しい季節の移り変わりの時でもあります。
体調管理も難しかったりするので、
精神もバランスを心がけることが必要になります。
睡眠をしっかりとり、こころを安定させていきましょう。
また、秋分の日は教師の日。
先生に感謝をする日です。
日本では教師の日は、あまり聞いたことはありませんが、
台湾、タイ、インドでは先生は身分の高い存在です。
特にタイでは先生は神の様な存在だとタイの友達から聞きました。
なぜ感謝をするのかというと、孔子の誕生日なのです。
教えてくれること全てに感謝するそうです。
ヨガは先生が生徒に「教える」とは言いません。
体験をシェアする、学びを共にする、同じ目線で伝える、
本来の良さを引き出す、導く、悟らせる、と。
たとえ学びが豊富で経験豊かでも、教える、となると、
なんだか、そこに、謙虚さが減ってしまうように思います。
愛と謙虚な気持ちを持って、伝える役目になる。
全てのヨガの先生だけでなく、
全ての人が謙虚さを大事にしていけると、
この世界はより平和になる、と思います。
心の持ち方が平和だと外に見える世界もより平和に。
謙虚や感謝が減ると、当たり前になります。
この世に当たり前は、ありません。
今生きていることも、奇跡の集まりです。
有ることは当たり前ではないんです、
とても有難いことです。
今あることに意識を向けて、
有難う、をこころに響かせていきましょう。
するとこころのバランスがとれてきます。
Namaste.