精神の新月は山羊座、身体で感じる季節は冬至。
霜月1日(12/22)10:36に新月になります。
今回の新月は山羊座、太陽も山羊座です。
そして季節の太陰太陽暦は冬至を迎えます。
山羊は、
現実的、考えて行動の慎重派、気まぐれがない、
感情を控え殻に閉じこもりやすい、
規則正しく進みたい、
身の回りを全て把握したい、
伝統を重んじる、
賢く忍耐がある、
年齢よりも中身が成熟している。
そう言った傾向があります。
新月の力はこのような背景があります。
この宇宙の作用を身につけるもよし、
流れを知って自分の生活に生かすもよし、
生きる上での役立つ方法を身につけると生きやすくなります。
例えば、本日から冬至。
暦の上では19年に1度という仕組みの「章」「メトン周期」があり、
太陰太陽暦の11月1日が冬至と重なる日が特別、
とありますが、
私達にとっての特別な意味は何処にあるのでしょう。
それは、生活にあります。
どのように生活をすれば良いのか・・・
冬至とは私たちの住んでいる北半球では、
太陽が出る時間が一番短いです。
陰陽の話からすると、
陰が極まると、陽が生まれます。
なので、冬至は極まった陰から陽が生まれる日。
今日から少しずつ「陽」が生まれていきます。
陰陽=月と太陽です。
陽が生まれるのは太陽が生まれる、
そして、新月は月も新たに生まれてきます。
この少し生まれてきた「陽」を大事にしましょう。
人間の成長で言うと、
赤ちゃんが母乳を飲むか、粉ミルクを飲むかで
育った人間の感情が違うように、
私たちは、「今」少し発芽してきた陽を、
守れるか守れないかが大事になります。
心身の消耗を減らして、
陰から陽に変化している邪魔をしないようにしましょう。
この少しの陽を守っていくと、
これからの一年が心身健康で過ごしていけます。
月ヨガでの生活方法は「瞑想」。
瞑想すると、陽が養えます。
一日働いた後でも、瞑想すると自分がここに戻ります。
静寂の時間。
それは内側の陽を守るのに必要なこと。
自然と、私達は繋がっています。
自然界にその流れが訪れると、
私達の中でもそのリズムが生まれています。
また、
電車に乗るときも携帯を触る癖を休め、
自分の手首の上を両手で掴みあいましょう。
すると心臓の経絡の調節が出来て、免疫力も高まります。
毎日の生活の中で出来ること。
それを続けていくと、きっと自分の未来は変化します。
一回するだけでは変わりません。
それは病気になるのもそうです。
一回では病気はなりません。
日々のケアを怠たったり、
食べ物が偏ったり、忙しすぎたり、
そう言った事が積み重なってなりますよね。
「継続は力なり」・・・です。
山羊座のように私達も、「忍耐力」をこの新月で養っていきましょう。
Namaste.