エネルギー循環を良くしてくれる大暑
水無月19日(7/22)
大暑の始まり。
一年の中で一番暑い節気。
小暑や三伏天のなかでもお伝えさせていただいたように、
この暑さを使って、私たちの心身の滞りを流してゆきましょう。
冷え性はもちろん、
関節の痛みがある人、
この時が養生期間です。
関節を動かすパワムクタナアーサナも良し、
お灸をするも良し、
鍼をするも良し、
湿布も良し、
また、
お灸などの道具がなくても自分でできます。
関節を動かすパワムクタナは、
呼吸と合わせて丁寧に関節を動かします。
大きな部分では首、肩、股関節、
また、手首、指、足首、膝の関節など。
ダイナミックな動きではないので、
他の人から見ると簡単そうに見られがちですが、
している本人の内側では、
とてもパワフルなエネルギー循環が生まれているんですよ。
また他には、
関節の部分をしっかり叩きます。
手の平を丸くして、ぽんぽんと。
5分〜程すると、冷えや詰まりがあったところからは、
内出血を伴う赤い斑点ができます。
滞りのあった箇所が、
流れが通るようになると、
足や腕が軽くなったのを感じるでしょう。
何回か続けていきましょう。
また、
暑さで熱中症になったり、
食べられなくなった時は、
梅干しを一粒食べてみましょう。
そして水も飲んでくださいね。
古来の日本では、
薬膳として伝わった烏梅が変化していった梅干し。
薬として昔は食されていました。
酸っぱい種類の梅干しのなかには、
体のなかの疲れを取ってくれる要素があります。
そして循環をよくする働きもあります。
梅干し
と聞くだけで、唾液が出てきませんか。
その唾液は消化を助けてくれますし、
心身にもとてもいいのですよ。
赤ちゃんの口からは、たくさんの唾液が出てきます。
年を重ねると唾液の量が減り、乾燥も伴ってきます。
いつまでも、
潤いのある健康な年の重ね方をしていきませんか。
Namaste.