家族円満の中秋節
葉月15日(9/15)
中秋節おめでとう!
月に礼拝、
そして家族団欒も祈ります。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
中秋節でのお月見が始まったのは、
約3000年前からだそうで、
秋の収穫を、
月の神様、土地の神様、ご先祖様に感謝するのが伝統的な習慣。
神様と自然と人間が仲良くするお祭り。
月餅や柚子など丸いものは縁起がいいので、
丸いお供え物を庭先に置いて、
家族で祝い、月の神様に捧げます。
秋の空は雲が少なく空気も清んでいるため、
月光が明るくさしてよく見えますね。
月は毎日同じ月でも、毎日違う顔があり、
満ちた月、三日月、薄い雲の服をまとった姿など、
一度として同じように思えないような感覚がありませんか?
昔の人たちは日々月を見上げ、
私たちには、感情に、幸せや悲しみ、喜びなどがあることを、
月と重ねて連想し、完全無欠な事はこの世にはないという感情を詠じた詩歌を昔の詩人はよく創っていたそうです。
その時の自分の心の状態が、
月を見上げた時、感じることがありませんか。
昔話で、月に兎がいる話があります。
日本では餅つきをしていますが、
台湾では、兎は薬を作っています。
漢方などの生薬を混ぜる器と棒を持って薬を作っています。
月の女神、嫦娥に付き添って。
月は私たちに、
どんな特効薬を送ってくれてるのかな〜とイマジネーションが湧きます・・・
9月15、16、17日と、台湾では会社や学校はお休み。
学校では先生からみんなへと、月餅をいただきました。
台湾名物、パイナップルが入っていて美味しかったです。
この月餅がある下の紙に、漢字の部首の説明があるの、みえますか。
(写真を押すと大きく見えます)
ちょうど月餅の左横に、「月」の部首の説明があります。
そして、
もう一つ、本来の意味は「肉」という、月の部首の説明があります。
月は月でも、2種類の部首の意味があるんです。
書き方としては、この2つの部首は、中の部分が微妙に角度が違うのです。
日本の漢字では、
「肉」という意味がある「月」の部首がいつのまにか、
空に浮かぶ「月」の部首と混同してしまってるのを時々見かけます。
肝臓、心臓、肌、等この部首の月は、「肉」のほうの意味がある、月の部首です。
朋、有、等は空に浮かぶ「月」の部首です。
少し頻繁に見かけるようになったので、
今、漢字の成り立ちの意味を学ばせていただいているので、
少しでも皆さんにお伝えできたらと思いました。
それでは、
素敵な十五夜を!
Namaste.