師走26日 立春
師走 26日(2/4)
立春です。
風季は春が始まりましたが、
始まりの寒さは侮れません。
春が始まるこの季節は、
万物が芽吹いてきます。
その自然の営みと同じように、
私たちの身体も変化していきます。
少しずつ生まれてきている陽気を守りましょう。
この季節は胃、脾臓が少し弱くなる人も。
身体と精神はつないでいます。
最近、
考え過ぎていたり、
何かと気にしたり、
文句が多くなっていたら、
胃や脾臓の効能が良くない事があります。
反対の事も然り。
自分の中で独り言のように言っていても、
自分自身を疲れさせます。
言葉にしていたとしたら、
それを聞いた人と自分の事も疲れさせます。
情緒が身体に及ぼす影響は計り知れません。
これは気がつきにくいのがほとんどです。
内面の事は、
学校や親から教えてもらう事は多くはないと思います。
自分で気がつかないと、たとえ誰かから言ってもらえていたとしても理解するのが難しく感じます。
逆に、
身体が情緒に及ぼす影響も身をもって私たちは体験していると思います。
例えば、
眠い時はいいアイディアが閃きにくかったり、
風邪をひいて辛い時に楽しい事を考えられる余裕がある人も少ないと思います。
少しの事から、自分の事を客観的に観察してみましょう。
気にしないというのは、実は自分の事を大事にしていないのと同じ。
気がつかないのも、何事に対しても客観視が難しいという事と同じ。
少しの事でも気がつき、思考して、今を大事に扱うと、
人に対しても、物に対しても、愛が宿ります。
少しずつ愛を育み、愛を奏でてみませんか。
自分や周りに愛のある生活に気がつけた時、
どんな欲望もその愛に勝る物はありません。
慌てず、焦らず、少しずつあなたのペースで生活してみましょう。
この季節の月ヨガは、
「木のポーズ」
をお勧めします。
足腰を丈夫にし、血流を良くしてあげましょう。
足が地にしっかり付いていると、少しの事でもゆらゆらと動揺しません。
アーサナは、心も体も同時に鍛えてくれます。
完成系のアーサナにとらわれず、
少しずつあなたの心の内側からヨガをしていきませんか。
素敵な春の始まりを・・・
omomom
saraswati namaha
Namaste.